織り上がった生地は起毛の前にお湯と石けんで丹念に洗います。「お湯を見せる」とも言われるこの工程は、汚れや臭いを落とすだけでなく、縮みを防ぐためにも重要。使いはじめの風合いが長く続きます。
ただ洗えばいいという訳ではありません。油脂を落としすぎてしまうと、風合いやドレープ性を損なってしまいます。余分な油を落として、必要な潤いは残す。この絶妙な加減がとても重要です。
素肌に使う寝具だからこそ、清潔性だけでなく、安全性も徹底。皆様に三井毛織の毛布を安心してお使いいただけるよう、紡績から梱包・出荷まで、各工程で検品を繰り返し、万全を尽くしています。